こんばんは、川東です。
今日も暑かったですね〜。
でも、だんだんと夕方になるのが早くなってきてますよね。
暑いのは嫌だけど、寒い冬に近づいてると思うとちょっとさびしい気持ちになります。
昨日、今日と二日間続けて・・・ツーポイントフレームの調整に来られたお客さまが居られます。
お客さまのメガネの写真は撮っていませんが、ちょっとツーポイントフレームについて・・・
よくあるツーポイントフレームです。
レンズを固定するのにレンズの鼻側と耳側に穴を開けて、その穴に長めのネジを通してフレームの金具とジョイントしています。
ネジがゆるんだり、ネジそのものが曲がってしまったり、金具がゆがんだりすると・・・
レンズと金具との間に隙間が出来てしまい、ガタガタします。
写真はネジがゆるんでしまって、広がってしまった状態のメガネです。
大体のツーポイントフレームのネジ部分にはこれだけのパーツを使っています。
ネジを耳側の金具の穴に通して・・・
レンズの前面に来る樹脂製のワッシャー(ここでは段ワッシャー)をセット。
レンズを通して、指で押さえながら・・・
レンズの後ろ側にも樹脂ワッシャーをセットして・・・
六角ナットをこの先にはめ込んで、締めるのです。
ナット回しはこんな感じ。
締めたところです。
このままではネジ(と言うよりナット)がゆるんでしまうかもしれないので・・・
ナットからちょっと飛び出しているネジの先辺りに「ビスストッパー、スーパーリキッド」をちょっと付けます。
解りにくいと思いますが・・・少し盛り上がってる感じが有るんですよ。
もっとゆるみにくいようにするには・・・
ナットを締める前に金属ワッシャーを入れたり、最後に袋ナット(一番右側の頭が丸いナットです。)を使うことがあります。
お客さまが我慢できずに持ち込まれた時には、金具(フレーム自身)が歪んでいたり、ネジがひどく傷んでいたり、ワッシャーが破損していたり、レンズがかけていたりわれていたりします。
ただ、メーカーによっては特殊なパーツを使っていたり、構造が全く異なっていたりして、他店でご購入のツーポイントフレームのメンテナンスが出来ないこともあります。
当店で扱っているツーポイントフレームも特殊なものがあって、当店でしか扱えないものもあります。
その時はお求めいただいたお店でないと調整やメンテナンスが行えませんので、申し訳ございませんがお断りすることもあるのです。
出来る限りの調整やパーツ交換を行っておりますが、出来ない時はご了承くださいませ。
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。
それではまた〜!